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人も動物も安心して暮らせるまちづくりを目指して
《全国動物見守りパトロール隊》発足のご挨拶

 動物を標的にした凄惨な殺傷事件は、年々エスカレートしています。様々な虐待、不適正飼養、遺棄なども、一向に無くなる気配を見せません。

 動物の殺傷や虐待・遺棄は犯罪だ。動物を守る自主防犯組織を立ち上げよう。この呼びかけは瞬く間に広がり、こうして発足のはこびとなりました。しかし、短期間のうちにこれほど大きな賛同の輪が広がったのは、今まで私たちがどれほど、動物虐待・遺棄犯罪に心を痛め、涙を流してきたかということの現れです。

 たかが動物、という意識が蔓延するこの国では、動物を対象とした犯罪が発生しても、満足な捜査はおろか、再発防止の対策すら期待出来ない状態が続いてきました。そうした現状を打ち破るべく、動物の安心・安全を私たち民間人の手で作っていこうと創設されたのが「全国動物見守りパトロール隊」です。さあ、あなたも一緒に立ち上がってください。

 もちろん、最初から大きな活動に取り組もうと気負う必要はありません。この活動はお一人でも参加いただける自主防犯活動としてプログラムされています。参加しようと思い立ったら、まず、あなたの個性や環境に合わせて、出来ることからスタートしてください。

 今や世界14カ国に広がっている犯罪防止ボランティア、ガーディアン・エンジェルスも、実は、たった13人の青年が始めた、地道なゴミ拾い活動からスタートしています。街の中から荒んだ景観が消えれば、同時に人々の粗暴な行動も消える。そんな青年たちの素朴な信念が、いつの間にか大きく広がっていったのでした。私たちも彼らに倣って、一人一人が出来ることを、コツコツと積み重ねていきましょう。

 そうした、日本中に散らばる一人一人の意思と行動の力を一つに結び、全国規模の活動に育てていく。そのためのプラットホームが「全国動物見守りパトロール隊」です。さあ、あなたも立ち上がってください。人と動物が共生する社会全体の安心・安全を目指して! 人も動物も笑顔輝く社会づくりを目指して!!

一人でも参加出来る自主防犯活動とは

 本格的なパトロール活動は、参加者の安全のためにも、必ず複数で行う必要がありますが、日常生活の中で行う防犯アピールなら、誰でもすぐに、一人でも取り組めますね。

 たとえばこんなふうに、自転車のカゴに防犯パトロールの表示を取り付けて町を走るだけでも、動物虐待や遺棄が犯罪であることを周知する広報力と、発生を防ぐ抑止力が生まれます。
 愛犬のお散歩の時に、こんな腕章を装着して出かけるという活動も効果的です。写真はいわゆる「差し込み腕章」。プリンタなどで印刷した紙を差し込んで用います。
 本格的なパトロールには、腕章とお揃いの表示を差し込んだ安全ベストのユニフォーム。各地の自主防犯組織などで用いられている、防犯活動の定番です。昼間も夜間もよく目立ち、身につけた人の安全を高めます。

 よし、やろう!!と思ったら、もうあなたもパトロール隊の仲間です。特別な会員登録などは必要ありません。必要なのは、「活動のルール」を了承し、遵守していただくことだけ。何の手続きも連絡も必要なく、今この時からパトロール隊のメンバーを名乗って活動していくことが出来ます。

 「活動のルール」をよく読んで納得したら、こちらのページに進んでください。
各種印刷用ファイルダウンロード

 活動前の知識面の準備はこちら。
活動マニュアル

 仲間を募って地域自主防犯組織として活動していきたい場合は、こちらのページが役立ちます。 →地域パトロール隊の結成について
なお、個人で活動する場合と異なり、組織を結成して活動していく場合は登録が必要です。詳しいことはこちらのページをご覧ください。

必ず動物虐待・遺棄犯罪の根絶を

 私たちの願いは、犯罪の根絶、暴力の根絶です。動物に対する残虐な行為が、人間に対する凶悪犯罪に結びついていくことは論を待ちません。動物のための防犯活動は、人が安心して暮らせるまちをつくる活動でもあるということ。私たちはこの理念を堂々と掲げて、警察とも行政とも地域社会とも、積極的に連携していきましょう。

 しかし、最初のうちは、「動物を守ることの何が防犯か」などと言われたり、あるいは無視されたりすることもあると思います。そういう時は、これを思い出してください。

 これは、アメリカのニューヨーク州でアニマルポリスの任に当たる動物愛護団体ASPCAの法執行官たちが制服に付けているワッペンです。「HUMANE LAW ENFORCEMENT」と刺繍された文字が読めますね。動物を守る法制度は人道を守るための法であるという位置付け。これはアメリカも日本も変わりません。

 着実に活動の実績を積み上げ、仲間の輪を広げていけば、必ず「動物を守ることが人の安全も守る」という認識が、社会に定着する時がやってくるはずです。そうなれば、憎むべき動物虐待・遺棄犯罪の根絶は目の前です。その時を目指して、たゆまず、粘り強く、歩み続けていきましょう。

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